
Alexander von Mehren のデビューアルバム Aéropopがようやく本当にリリースされました。2009年の6月にこのブログで触れているのですが、その当時から「全然完成しないアルバム」扱い!(笑) ようやく完成したらしいと書いたのが2011年1月なので、そこから数えてもかれこれ2年半かかっているわけです。ともあれ、良かった良かった!
Alexanderについては、もうすでに各所で話題になっているので説明は不要ですかねー。日本盤CDもリリースされましたし。(私は輸入盤LP派ですが)
余談ですが、この機会にチェックしておきたいのは昔からAlexと親しくしている方のブログen.to.tre。彼女が日本で一番リリースを祝っていると思います。あと、アレクサンダーの名前、最初のころ何て読むか分からなかったが「ヴォン・メーレン」と知って、ちょっとビビった。
http://www.vonmehren.com/
https://www.facebook.com/avmehren
* * * * * *
さてさて、私がAlexanderを見つけたのは今は無き(あるって!!←このネタしつこい)myspaceでした。ひと昔前は今で言うところのbandcamp掘りみたいにして、みんなmyspaceをディグってたものですなー。
そういうわけで、突然ですが、むかし(そんな昔ではないが)myspaceで発見して驚愕したアーティストを振り返ってみたいと思います。2012年2月のブログ開設5周年企画と内容がカブりますが、まあそこは、読んでない人もいると思うのでご了承ください!
Monsieur Mo Rio - The Sun Express (2010)
これもさっきと同じ2009年6月の記事のコメントで触れています。Alexander同様、アルバム出る出ると言って全然出ないので有名だった。ついに出たと思ったら、超最高な内容なのにアルバムのアートワークが気持ち悪く(笑)いまいち盛り上がりに欠けた。再びこのソフトロッキンな名盤を評価しよう!
Superpartner - Love Hotel (2008)

最初に書いたのはSong for Sarahについてです。ジャケ買いよろしく完全にビジュアルだけで引き当てた逸品。イタリア産ギターポップが何だか珍しかった。今はどうしてるんでしょうね??
Song For Sarah
Do you remember the hill?
Chic and shine
TUMA (Giorgio Tuma) - Uncolored (Swing'n'pop around Rose) (2005)

2008年秋時点でのGoogleのテクノロジーをもってしても、Tuma (Giorgio Tuma)なるアーティストについての詳細はさっぱり分からなかった。なので勝手に「日本で最初に紹介したのは俺だ!」と思うようにしています。思っているだけです。書いちゃったけど。当時はtwitterも今ほど普及してなかったし、音楽ブログもほとんどなかったので言ったモン勝ち!なのである。
いまや、Giorgio TumaといえばElefant Recordsを支える渋めの重要どころとして、多くの人に知られる存在となりました。クラシカルで深みがあり、静かで美しい音楽はそれはそれは素晴らしい。しかし、思いきって言ってしまうと、そんなの全然おもしろくないのだ!! ポップにはじけたこの1stアルバムこそ最高!こういうのまたやらないかなー、なんてひそかに期待しているのです。
Happiness is a stupid song
Gilles joia
(輸入盤すら出回ってないのに、日本盤がプロダクション・デシネからリリースされました。最高のお仕事!)
Fitness Forever 2008.06.01

こっちも最初はよく分からんバンドだったけど、Giorgio Tumaと同じくElefant Recordsと契約し、すっかりメジャーになりましたねー。もうすぐ4年ぶりの2ndアルバム「COSMOS」がリリースされる予定です。
MONDO FITNESS
この記事へのコメント